私の大好きな「Dragon Ashの3曲」を選ぶ

  • 2020-03-04
  • 2020-03-04
  • 雑記

音楽ナタリーの企画で、こんな企画がやっていた。

過去タイトルストリーミング解禁記念 著名人12名が選曲した”Dragon Ashの3曲”

おぉこれは面白い。と思いながら、「俺にもやらせろ」という気持ちが芽生えてしまったので、勝手にこのブログで発表する。楽しい。

しかしDragon Ashは300曲以上発表してるので、3曲、と言われると難しいな。困った。気持ち的には同率1位に30曲くらいあるのだけれど、それでも無理やり選ぼう。

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静かな日々の階段を

私がはじめてDragon Ashの曲でハマった曲はこれ。

たぶん中学生くらいの頃だったと思うんだけど、それまでに聞いてたJPOPの「Aメロ⇒Bメロ⇒サビ」みたいな構成でサビが強調される歌しか聞いた事が無かったから、この曲は新鮮だった。

サビは強調されるというよりもむしろ間奏のような感じで、それ以外のラップパートに言いたいことや伝えたい事を詰め込んでいる。

草木は緑 花は咲き誇り 色とりどり 四季はまた巡り

小春日和 用もないのにただ並木通り 思う今一人

この歌い出しからこの韻の踏み方とリズム感。「緑」から「咲き誇り」「とりどり」「巡り」「日和」「並木通り」「今一人」と、心地の良い舌の回転で美しい言葉を羅列していくセンス。

kj独特の「言語のリズム感」が遺憾なく発揮されてる上に、並ぶ言葉たちが情景豊かで美しい。下品っぽそうな事を歌いそうな出で立ちで全然下品ではない。

これ、どのワードから思いついてリリックを作ったのだろうか。「草木は緑」から言葉を派生させたのか、「並木通り 思う今一人」あたりを書きたくて逆算で言葉を重ねていったのか。

これをkjが作ったのが21歳くらい。天才かよ。

ちなみに、私が初めてギターで弾けるようになった曲がこの曲なので、これから先もずっと忘れない。

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繋がりSUNSET

2008年の曲。kjが29歳くらいで作った曲。私が19歳くらいで聞いた曲。

無理やり一曲だけ挙げるなら、この曲が一番好き。

この曲に出てくる

週末に会って肩組み話したり 来週もなって酒酌み交わしたり

毎週こうやって触れ合い眠りたい きっと誰かと巡り合い

このあたりのフレーズが死ぬほど好き。

何気ない日常を大切に大切に歌い、軽やかに韻を踏む。

私も日々の中に潜む「繋がり」みたいなものを大切にしようと、19歳の時に心からそう思った。大切な大切な歌。

あとは

時に大失敗で胸が痛いね でも愛し合って君が大事さって

大輪舞って希望に日々は咲きそう誰も皆一人きりじゃない

「大失敗で」「痛いね」「愛し合って」「大事さって」「大輪舞って」と、マイナスな言葉から最後はポジティブになエネルギーに変えていく韻の踏み方なんかも最高。これも美しい言葉の連なりとリズムの連なり。単語で韻を踏んでる上に「大失敗で胸が痛いね」と「愛し合って君が大事さって」と行(文)で韻を踏んでるのもkjらしい。

PVも馬鹿みたいに格好良いですね。色合いも最高。この時のkj格好良すぎ。

シンプルなコード進行だけど、大切な事を歌ってるからこそ味付けを濃くせず、シンプルな曲にしたんだと思う。シンプルだけどメロディや詞の乗せ方がめちゃくちゃ味わい深くて真似して弾きたくなる曲。

Curtain Call

Dragon Ashのベーシスト、IKUZONEが死去してから発表された初のフルアルバム「THE FACES」の最後の曲。2014年に発表された。

この曲は、歌詞に何度も出てくるように「goodbye」と、別れについて歌われる曲。

初めて聞いた時は、IKUZONEがいなくなって、そんなに「goodbye」「goodbye」って歌わないでくれよ。なんて少しだけ思った。でも最後の最後に

あぁほうき星に願うような ささやかでそう確かな事

白んだ空 その向こうの日々でいつか また会おうよ

こんなフレーズがあって鳥肌が止まらなかった。ライブでは泣きそうになった。

このリリックは目の前のライブに来てくれたオーディエンスに向けて歌ってると取る事も出来るし、IKUZONEに歌ってると取る事も出来るし、聞く人によっては大切な誰かを思い浮かべる事だって出来るし、アルバムを最後まで聞いた自分に歌ってくれてると取る事も出来る。

繰り返される「goodbye」は「また会おうよ」の意味がセットだったのだと気付かされた。

LIVEの最後に歌われると最高に映える曲。

私も「バイバイ」の言葉の裏に「また会おうよ」の意味が隠れてる人間になりたい。

終わり

3曲、難しいけどこんな感じ。

ミクスチャーロックを自称しているバンドだし、激しい曲調の歌も大好きなんだけど。

私はやっぱり、何気ない日常や、友人や恋人に対しての思いを乗せるkjのリリックが好きだ。