緊急事態な2021年1月を終えて【2021年1月営業報告】

  • 2021-02-10
  • 2021-02-10
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さて、今回も営業報告。

2021年の1月が終わったので、振り返りをしたい。

正月が終わってからの地獄

年末年始、お陰様でパブリックバルにはそこそこの客数のお客さんが足を運んでくれた。

盛況とまではいかないけれど、暇で困るほどではないという感じ。

しかし、正月が終わってからは相当客足が遠のいた。新型コロナウイルスの感染者数が右肩上がりに増加していくに連れ、明らかに飲み歩く人が減る。

何より、「東京・千葉・神奈川・埼玉」の知事がこぞって政府に緊急事態宣言の発出を要請したという報道がデカかった。で、実際に緊急事態宣言が発出されると地獄のような状況になってしまった。

ご存知の通り、茨城県は国からの緊急事態宣言の対象にはなっていない。

それでも国が緊急事態宣言を発出すると、ほとんどの人は行動を制御するらしい。この時のパブリックバルは「緊急事態宣言の対象ではないから普通に営業するけど、誰も来やしない」という地獄のような状況だった。

おそらくパブリックバルだけではなく、水戸の多くの飲み屋さんが近しい状況だっただろう。

「これなら茨城も緊急事態宣言の対象にしてくれー」と100万回くらい思っていたが、苦しいのは自分たちだけではないので中々そのような事を口にするのも憚られた。

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茨城県独自の緊急事態宣言

国の緊急事態宣言の発出から10日くらい遅れて、茨城県独自の緊急事態宣言が発出された。

厳密には県独自の緊急事態宣言より前に飲食店への時短要請があったので、パブリックバルは1/8から20時閉店となった。

基本的にパブリックバルは「お酒メイン」の店なので、夜が更けるほどにお客さんの入りが良くなる。

正直、20時前にはあんまりお客さんはいない。なので20時閉店になると、売上のほとんどが無くなる。

それでも協力金を幾らか貰えるので、早くこのクソみたいな世の中が終わる事を願いつつ、YouTubeやらブログやらをアクティブに更新する事にした。

配達業務をやめる取引先

我々飲食店は幾らかの協力金を頂けるからまだ良い。

しかし、我々が食品やお酒を購入している取引先さんには、ほとんど意味がないくらいの給付金しか入らない。

パブリックバルでは、緊急事態宣言後は発注額が20%程度になっていると思う。コロナウィルスが無かった時と比べると10%程度だと思う。つまり取引先の食品卸や酒屋さんの売上もそれくらい減っているという事。ビールメーカーさんも売上がかなり苦しいらしい。

そんな折に、取引先の食品やお酒を卸してくれる会社さんから「配達業務をやめる」と連絡が入った。

食品や飲料を安く配達してくれる、とても有り難い取引先だったのでこれはかなりショックだった。

この会社さんだけじゃなくて、他の地域でも配送の地域を限定したりする会社さんは多いみたい。

仕方ないか~とは思いつつ、些細でもなるべく取引先の会社の売上が立つように対応していこうと思った。

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緊急事態宣言中の営業

緊急事態宣言中の営業では、98%くらい常連さんしか来ない。

当たり前なんだけど、驚くほどに常連さんしか来ない。

あとは飲み屋さんを経営してる人や飲み屋さんで働いてる人なんかも来てくれる。

逆に私も、パブリックバルに来てくれた人飲み屋さんにはなるべく足を運ぶようにしてる。もはや助け合いの精神である。

もうしばらく時短での営業が続くけれど、何となくこのウィルスに対しての光明も見えてきた感があるので、もうしばらくは耐えて耐えて、いつか来る反撃の日に備えてアイデアを貯め込んでおこうと思う。

↓パブリックバルのホームページ覗いみてね

https://public-bar.net/

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