千原ジュニアと「インプット・アウトプットのバランス」の話

今日はインプットとアウトプットのバランスについての話。

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インプットとアウトプットのバランス

私はインプットとアウトプットのバランスに凄く気を使っている。

ご存知の通り、私はブログやYouTubeなどで日常的にアウトプットを行っている。他にも、飲み会やら何やらでもアウトプットをする。

面白い映画を見た時、面白いサッカーの試合を見た時、面白い本を読んだ時。その「素敵なインプット」を、極力アウトプットするようにしている。

というのも、インプットした事をアウトプットしておかないと、その「素敵なインプット」を忘れてしまう事が多い。

一度話す事、一度文字に起こす事。

それらのアウトプットを行う時に、恐らく自然と「整理する」という作業を挟んでいる。

私はブログもYouTubeも、練りに練ってアウトプットする事は少なくて、ある程度の筋書きを考えたら、あとは書きながら、あるいは喋りながら、自分の思考を整理している気がする。

この「整理する(=アウトプットする)」という作業を挟まない場合、私はどうやら記憶に残にくいらしい。

例えば面白い映画について一度居酒屋で話したら、その映画についての記憶は残りやすい。面白い映画についてボンヤリと「面白かったなぁ」と思うだけでは、記憶に残りにくい。これは私の経験則。

千原ジュニアの達人芸

インプットとアウトプットのバランス。

千原ジュニアはその達人だと思っている。

私は「チハラトーク」「にけつッ!!」「すべらない話」などで千原ジュニアのトークを聞く機会が多いのだけど、彼は同じトークを何度も喋る。

些細な話にオチをつけて話芸として成立させるのは勿論すごいのだが、それ以上に凄いのは彼のインプットとアウトプットの効率性。

彼のトークのネタは日常から拾われる事が多い。

休日に後輩とバーベキューに行ってトラブルが起きたよーみたいな話を、何度もする。例えばたった1度のインプットで、4回くらいアウトプットしていると思う(TVで見られるだけの範囲で)。

4回のアウトプットも、実は毎回ディテールは異なる。チハラトークでは長尺を使えるので細かく喋り、トーク番組では時間が短いので端折りながら喋り、といった具合に。客のウケ方も違うので、ウケる箇所の強調も変わっていたりする。

これ、めちゃくちゃ凄くないか。

私のような思考回路であれば、4回のアウトプットからの逆算で4回のインプットが必要だと思ってしまう。

でも千原ジュニアは違う。1回のインプットを何回こすっても面白くなるように工夫している。

これって、落語と同じなのかもなぁと思ったりする。

同じネタ、同じオチでも、トーンや間の使い方で「違うアウトプット」になる。これを人は達人芸と呼ぶのだろう。

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同じアウトプットを繰り返すと駄目なタイプのオジサンになる

とはいえ、この千原ジュニアの達人芸を安易に真似すると危険だ。

1つのインプットで、何度も同じアウトプットをするオジサン。たいていつまらない。金太郎飴みたいに飲み会のたびに同じ話をする人はイケてない。周りの人に「時が戻ったのか」と錯覚させるような、そんな人に優しくツッコミを入れてあげるほど社会は甘くないだろう。

であれば、冒頭の話に戻るが、アウトプットに対するインプットの量や感度に気を配らなければいけない。

私は会社員時代、インプットの量に悩んでいた。

毎日10時間以上勤務に縛られると、インプットの量は限られてくる。どうしても時間が足りなかった。

今はもう少し時間が出来たので、インプットの量と質について向上させるべく日々考えている。

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