「J1全クラブの公式YouTube動画を全部見る」、FC東京編です。
※「全部見る」と言っても、試合のハイライト動画は弾いてます。「ハイライト動画以外の、クラブが主体的に発信しているコンテンツ」に絞って、なるべく全て目を通しました。
各クラブのYouTubeの運用状況やコンテンツの質を知りたかったので、調査的な意味合いもあります。
北のクラブから順に1日1クラブ~2クラブ目安で更新を続けます。
※2020/5/12時点のデータです。
FC東京公式YouTubeチャンネルに関するデータ
- 動画本数677
- チャンネル登録者数2.23万人
- 最高再生回数35万回
- 評価(高評価・低評価)の表示有り
- コメントは可能
最多再生動画
FC東京で一番再生されていた動画はこれ。※試合のハイライト動画を除きます。
まさかの仮面ライダーゴーストだった。あまり良くわからないので申し訳ないけどノーコメント。
個人的に面白かった動画
ここからは、FC東京の公式YouTube個人的に面白かった動画BEST3をご紹介。
1位 TOKYOism #3 Akihiro Hayashi『Story』
TOKYOismは内容も編集のセンスも抜群。
まだコンテンツ数は多くないようだけど、これは相当面白い。これをクラブが自前で出来るなら、メディアの存在意義についても真剣に考える必要がある。
2位 【INSIDE F.C.TOKYO】鹿島アントラーズ戦 part1
私が鹿島好きなので鹿島戦を選んでるだけで、【INSIDE F.C.TOKYO】シリーズはとても良いコンテンツだと思う。
例えばこの動画では、入り口でハイタッチ待ちをしてる子供たちに対して自ら「こんにちは!」と元気に言う太田宏介は感じ良いなぁとか。そういう些細な選手の良さが分かる。
動画の質感も良いし、編集もシンプルで素敵。
3位 矢島輝一の聞いちゃお!!〜髙萩洋次郎選手編〜
とてもYouTubeっぽい企画。
こういうフランクなコンテンツを作ってるクラブは「YouTube(というか動画メディア)を真剣にコミュニケーションツールとして使おうとしてるんだな」と感じる。字幕もちゃんと付けてて、しかもクラブカラーの青と赤で色分けしてるのは好感度高い。
FC東京の公式YouTubeチャンネルを見た感想
FC東京はかなり動画メディアに力を入れてる事が分かった。動画を使ったコミュニケーションに対する真剣度が高い。
これはXFLAGとマーケティングパートナーシップを締結しているのが大きく影響している(はず)。
他クラブと比較して、動画に対するコストもかなりかけていると思う。さすがXFLAGという感じ。
印象としては「INSIDE F.C.TOKYO」や「TOKYOism」みたいなクールな動画と、「矢島輝一の聞いちゃお!!」みたいなフランクな動画を意図的に使い分けてテストしているようにも見えた。
まだ再生回数的には成果が出てるというレベルではなさそうだけど、これを続けていくとかなり武器になると感じた。
動画に一切広告を貼ってないように見えたので、完全にマーケティングツールとしての動画・コミュニケーションツールとしての動画メディアという割り切り方も感じる。些細な広告収入ではなく、ファンとのエンゲージメントを高めるんだという、そういう意思。
しかしコメント欄を開放してるはずなのに、ほとんどコメントが無い?のはどういう事なのか理解出来なかった。
次は川崎フロンターレ。